[voice icon=”https://matsuimayu.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/img_2018_f-e1537253999690.jpg” name=”まゆ” type=”l”]あなたは既に素晴らしい
今日もゆっくりしていきなはれ~[/voice]
さて、育児中のママがお仕事を始めるにあたり、よく悩みとしてご相談頂く事が
「やっぱり、ママってなかなかお仕事、雇って貰えないんですよね」
と、いうもの。
この状況、心底わかります。
かつて私も、出産後、初めて働く時、
「これまでのキャリアなんて無なんだ・・・」
ぐらいに思える程、事あるごとに面接では
「お子さん、まだ小さいんですよねえええええ?!」(かなり食い気味)
と、聞かれました。
はい、もちろん面接も落ちまくりました。
不覚にも何社かまでは覚えていませんが(嫌な事は記憶の彼方w)
期間にして、丸2カ月くらい、無収入で吐きそうだった事を覚えています。
目次
私は、起業して3年目くらいから、おかげ様でそれなりにビジネスとして成り立つ事ができ
どうせなら、同じ境遇のママ達にお仕事提供できないかな、と、
”働きたいけど、子供が小さくて!”
”働きたいけど保育園落ちた!”
というママさん達にお仕事を提供、サポートする事で、
同じ立場のママ達をバックアップさせて頂いたりしています。
そんな子育てバリバリ現役世代のママ達とビジネスを通じて感じた事は
【みんな凄く魅力的って事】
どの方も凄く前向きで、いい意味でプライドもあって、そして仕事にも愛を注いでいる…
もちろん、独身時代~起業するまでにも、
色々な年齢・性別・国籍の方とお仕事をしてきました。
美容師~ヘアメイクというファッション業界に居た頃は、実に個性的な方々がw
たくさんいらっしゃって、それはそれは、毎日刺激的でした。
でも、ママさん達とお仕事をしていると、みなさん凄く健気で
もしかするとそこには、冒頭にあったような
「育児中のママなんて会社の戦力として使って貰えない、どうせ雇って貰えない」
って、想いを、どこかで感じたりしているからかもしれません。
世のお母さんを代表するわけでは無いですが、
子供がしょっちゅう熱を出して、会社を休むこと。
なんとも思わないわけ無いんです。
その後は、凄く会社に行きづらいし、
自分の穴埋めをしてくれた誰かには、感謝してもしきれないと思うし
それでも、子育ても仕事も、捨てるわけにはいかないんです。
そうして、子供が居ない立場の時と比べ、
どうしてもフットワークが鈍ってしまう自分を不完全だと認識してしまっている。
だからこそ、その上で頂ける仕事には、誠心誠意応えよう。
私の周りには、そんなママ達とのご縁が拡がりました。
本やアンケート調査とは違い、生の声が聞けます。
違う世代の情報、それも、家族ですので遠慮の無い、生きた情報。
これは、世論調査をしたり、モニター募集やアンケートを企画したり、
企業がこぞってお金を払ってでも欲しい情報なのです。
例えば私、今は流行に敏感な高校生から、
流行りのアプリや、SNSの使い方をリサーチしたり
小学生には、WEBページ制作の際に、
「あなた達でもわかる?」と聞いたりします。
一般的なページ制作の基本は、小中学生でもわかるような内容か。
例えば、クリックボタン一つをとっても
「何これ?こんなの押せるってわからへんで~」
など、ダメ出しを食らいます。。。ありがたや!
何の遠慮もなく発言してくれますし、どこかへ出向かなくとも
身近な所から、気付き、得られる。
そういった面で、子育てママは、もしかすると独身女子より!?
感覚が若い人が多いです。
プラス、母なる強さ、愛も秘めている。
そして、子育てとは、経営学より難しい!!!
毎日、そんな難しいものと向き合って居るんです。素晴らしい人たちばかりです。
[voice icon=”http://with-mom.work/wp/wp-content/uploads/2018/03/sasaeneko_500.jpg” name=”ささえネコ” type=”r”]6匹育てるネコを、もっと尊敬して欲しいニャ[/voice]
人は、自分の私利私欲の為より、
誰かのために頑張る事で最高のパフォーマンスを発揮する、と私は感じています。
守らなければいけない存在がある時、独りぼっちより、みなぎるパワーがあるんです。
世のママ達はそんなバイタリティーに溢れ、ちょっとやそっとじゃ投げ出さないし、へこたれません!
これは母子家庭などの場合のように、負担が大きいから、という事だけで言うのでは無く
たとえパートナーが居ても、いつ、どうなるかなんて誰にも予測できないからです。
“顧客第一”から、“従業員第一”への動きが
世界的に高まって来ている現代で、この視点は超重要です。
家族を大切にできない人が、良い仕事ができるわけがないですよね。
何をもって、人生の成功者と呼ぶか、は人それぞれの価値観だけど、
例えば、どれだけ富豪の地位を築き上げても、孤独な人もたくさん居ます。
物質的な価値に囚われすぎて、本当に大切なモノが見えていなければ、それは成功と呼べるのか。
愛する家族が居る、胸を張って言える人は、やっぱり魅力的です。
ママである、という立場、
あなたの中のママという要素
それは間違いなくあなたをさらに輝かせています。
周りの人は、理不尽にも、出勤率や拘束時間に拘る人も居るかもしれませんが
私は、働く事とは、そんな時間基準が一番大事とは思いません。
あなたの今のままで、向き合える仕事が、この世の中には必ずあります。
今の日本でも、見つけられます。
だから、怖がらずに、自分の理想を描いてみて下さい。
聖母よ、大志はあなたに既に宿っている!(笑)
人生には、たったひとつだけ
芸術のパレットと同じように、意味を与えてくれる色がある。
それは、愛という色だ。
_マルク・シャガール(芸術家)