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子どもを保育園に預けている罪悪感と上手に向き合うコツ

子どもを保育園に預けている罪悪感と上手に向き合うコツ

「まだ幼い子どもを保育園に預けてまで、働く必要はあるのか?」

こう、自分に問い質した事のある、働くママは多いでしょう。

なぜなら、私もそう思っていた1人だからです。

目次

増加する共働き比率

私が小学生時代(1990年前後)は、クラスの過半数のお母さんは専業主婦、残り3分の1ほどが働くお母さん、みたいな印象でした。

厚労省の調査によると、共働き世帯が専業主婦世帯数を上回ったのは、平成9年頃からで、その数は右肩上がりに推移しています。

”引用資料:専業主婦世帯と共働き世帯の推移 – 厚生労働省”

時代と共に、共働き世帯が多数派になったことで、『ママになってからも働く』という選択が珍しくは無くなりましたが、子供たちの心理にまで影響を及ぼすかというと…それはある程度の年頃にならないと難しいでしょう。

私の場合は、3人の子供達を1歳前後から保育園に通わせていますが、初めて子どもを保育園に通わせる事を決めた時、そして、初日に迎えに行った時の、長女の目を真っ赤に泣き腫らした顔は、今でも忘れられません。

「私は、なんてひどい事をしているんだろう」と、自分を責めました。

自宅起業だと保育園はいらない?

私は、子どもたち3人を、保育園に0歳児クラスから、それぞれ6年間ずつ通わせて来ました。

フルタイムの外勤仕事から、後に、自宅起業してからも、保育園の協力無しには、これまでの仕事は務まらなかったと思います。

よく、自宅開業などすれば、子どもを預けないで働けるんじゃないの?と、言うイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが

結論から言うと、不可能です。

サービス業で来客があれば、まず無理ですし、パソコン1台で起業した私も、子どもが傍にいる時間は、ママの顔でも居ないといけない。

特に乳児期は、食事の回数も多いし、お着換えやおむつの世話も頻繁。

第一、ママが近くに居るのにかまってくれないなんて子どもにとっては、ありえない世界(笑)

保育園へ送り届ける事だって、一苦労です。

保育園時代の朝の光景を振り返る

  1. 子どもが起きる前、早朝に家事や自分の身支度を済ませるため5時までに起床(お弁当日は深夜3時に起きることも)
  2. 余裕を持った6時台に子どもを起こし
  3. おむつ交換やらトイレに連れて行くやら、時期によって補助
  4. 朝食を用意し、ひとりで食べられるようになるまでは、口に運ぶことも
  5. 朝食で汚れた服を着替えさせ(幼児期は着替えは最後!)
  6. 歯磨きを丁寧にしてあげて
  7. 食べた食器を片付けたり、掃除機をかけたり
  8. 子どもの身だしなみ、持ち物をチェックして、いざ!
  9. ・・・靴を履かせたら、玄関でウ〇チ…
  10. またまた、部屋に戻っておむつ交換!
  11. 目の前のオモチャに気を取られて遊びだす
  12. あ~あ~、余裕をもって起きたのに、もうあと5分も無い!
  13. これ以上は遅刻です!と、急かせると、しまった、泣きべそモード
  14. あやしたり、誤魔化しながら、なんとか…保育園へ到着!
  15. 教室前で、やっぱりママがいい~!!泣く、暴れる
泣く子供

と、こんな具合。

書いているのを読んだだけで、もう疲れちゃいますね(笑)

2人目、3人目となると、ありがたい事に、上の子が機嫌を取ってくれたり、助かる事も多いのですが、

揃って不機嫌になると大変さも倍々ゲームです(笑)

送り終えたら、もうすでに、どっぷり疲れていた、あの時代。

(もちろん、ご機嫌な日もあるんですけどね♪)

朝だけでも、この惨事ニャ(笑)

ハイ。。。
なので、一日中、子どもが傍に居て、仕事は・・・想像すると、わかりますよね!?

そんな長女も成人。今の私が思う事

子どもが行きたくなさそうな所へ、ムリヤリ連れて行くって、めちゃくちゃ罪悪感なんですよね。

保育園に限らず、例えば、親がムリヤリ通わせている習い事だって、ムリヤリ連れて行くママの為の美容室だって、やっぱり罪悪感がちょっと、沸いてきませんか?

なぜなら、それって

”あなた(ママ)の為に、行って貰っている”

と、思っているからです。

子どもに、押し付けているって感じるからなんです。

傍目で見て、お姑さんが「まだ小さいのに、預けて働くなんて!」と言うのも同じですね。

お姑さんから見たら、ママが働きたくって、嫌がる子どもを預けていると感じている。

でも、例えば、孫がおばあちゃんに

「ぼく、保育園すっごい好きなんだ~!早く月曜にならないかな!」

なんて、言ったらどうでしょう?

おばあちゃん「あ、、あら、そうなのー?!」ってなりますよね。

私が子どもを保育園に預け始めた時も、まだまだずーっとべったりしていたいのに

  • 仕方なく、働かなくてはいけなくなり
  • 仕方なく、保育園を探し
  • 仕方なく、保育園へ送っていました。

そりゃ、子ども、泣くニャ(笑)

あの頃の私みたいなあなたに、聞いて欲しいこと

少しずつ、私の中で、そんな罪悪感が薄れて行ったのは、子どもの笑顔が、保育園で見られるようになったから。

幼稚園育ちだった私の知らなかった、保育園での素晴らしい体験について、知る事ができたから。

  • 言葉もままならないうちからの、同世代の子どもたちとの交流
  • 四季折々に合わせた、日本の行事を家でするよりも盛大に経験できる事
  • 例えば、豆まきは大勢で逃げ回って走り回って、園庭でダイナミックに、その後に豆を食べにくる鳥たちにも興味津々
  • ひな祭りには、家よりも大きな雛飾りを見られる
  • プールや水遊びも、毎日のように
  • 体中泥まみれになって遊ぶ、どろんこ遊び
  • カラフルな絵の具を素手で体中に塗りたくって遊ぶボディペイント
  • 自分よりも大きな?大根引き
  • クリスマス会や発表会で、みんなと取り組む劇や合唱
  • そして、家族以外の誰かに、愛される事

うちの子達がお世話になった先生方は、それぞれ、性格やキャリアも様々でしたが、親とはまた違った視点で子どもたちを見守り、愛を注いでくれました。

だから、あんなに不安だった、罪悪感の毎日は、いつの間にか消え、そうしたら、子どもたちも、ちょっとお迎えが早かったりすると

「えー!もっと遊びたいのに~!待ってて!」

なんて、言うくらいになったんですよ(笑)

その子の性格やタイプによって、慣れていくスピードは色々ですが、うちの子たちは3人とも、卒園してからも、保育園の寝食を共にした、友達や先生の事が、大好きでした。

長女が卒園する頃には

保育園は、私にとっても、子どもにとっても必要な環境

と、思えていました。

お母さんも、みんな違ってみんないい

これは、あくまでも私と3人の子供達の体験談です。

同じ条件では無いであろう、あなたとご家族にとって、これが最適だなんて言うつもりもありません。

ただ、何ごとにおいても「時間薬」もありますし、子供たちの順応力は、大人の私達より、遥かに優れています。

おかげさまで、コミュニケーションのスキルは、幼い頃から育まれているように思いますし、育児もキャリアも諦めずに欲張ってきて、本当に良かった!と、心の底から思っています。

オマケ☆そんな姉弟でも一番の泣き虫だった長女(当時:高2)に聞いてみました


■保育園を振り返ると?

保育園の事、めっちゃ覚えてるなぁ。お泊まり保育は寂しかったけど行ってよかった!
みんなでカレー食べてキャンプファイヤーしたのも覚えてる!
友達と一輪車に乗って遊んだ外遊びも、おままごとするのも楽しかった!
妹と一緒に行けたのもいい思い出~。色んな工作も楽しかったし、お昼ごはんのステンレス弁当箱の匂いが時々懐かしくなる笑

■保育園に小さいうちから預けて働いていたママの事、ぶっちゃけどう思う?

友達ができて一緒に遊んでられるのはすごく楽しかったし、
コミュニケーション能力も行ってない子よりは発達したと思うから結果的に行っててよかったと思う!
お迎えが遅くなった時とかは結構泣きそうなくらい寂しかったのは覚えてるなぁ。
ちっちゃい時は、もっと一緒にいてほしいってごねてたと思うけど、
今では仕事も育児も家事もしながら育ててくれた立派なお母さんだと思ってますよ♡

うん、、、泣けるやないか!!! 娘!!!

いやぁ、ええネコに育ったニャ。。。

泣いたって笑ったって大丈夫
泣いたって、笑ったって、大丈夫!

子どもを理解することは、大人自身が自分をいかに理解するか。
子どもを愛するとは、自分自身をいかに愛せるか。
人はだれしも、大きな子どもだから

_ヤヌシュ・コルチャック(児童文学作家・教育者)

この記事を書いた人
日本一ぶっとんだコピーライター★中卒元ヤン3児のシンママ★ 2度死にかけ3度目の人生謳歌中♪妊婦起業から14周年。質重視のオンライン集客を得意とし、文字で人と数字を動かし売上200倍をつくる、WEBマーケティング・プロデュースも定評。ITリテラシーが異様に高く、これまで扱ってきたソフトウェアは全て独学マスター。多読家。テクニカルスキルを活かした経営者のオールインワンサポートとパソコンだけで稼ぐ方法を起業家へ指導し圧倒的な記録をつくり続けている。関西弁迷子とタイマンコンサルが得意技。ネコ好き・チョコ好き・ROCK好き。詳しいプロフィールはこちら
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