たった1行で、売上の“桁”が跳ね上がる・・・
そんな事、実際に。。あるんです!
目次
その言葉に、人々は熱狂し
その文字に、人々は魅了される・・・。
世界中のアップルストアに長い行列ができる光景には、もう、特別驚く事も無くなりましたね。
あたり前のように、アップル社の製品は、発売されると同時に、ファンが我先にと押し寄せ、競い、手に入れて喜びます。
では、スマートフォンは、他の機種は無いのか?
音楽プレイヤーも、それしか無いのか?
ノートパソコン = Mac だっけ?
スマートウォッチ、真っ先に発売したのは、アップルなの? ※サムスンやソニーが先です。
他社との圧倒的な違いは、何なのか?
私はAndroid派で、娘はiPhone派なので、双方の特徴やスペックを知っていますが、日常的に使うにあたり、そう大きな差はありません。
それでもみんな、Apple大好き♪
それはズバリ・・・
アップル社は、商品を売っていないからです!
商品を売っていない?
ちょっと、ピンと来ない表現ですね。
付け足します。
「ポケットに1000曲を」
と、コンパクトでインパクトのあるキャッチコピーは、iPod発売時のもの。
インカムを付けて、ステージの上でスピーチをする姿が、記憶に焼き付いているであろう、ジョブズ氏本人が、新商品発売の際にプレゼンした中で発表されたコピーです。
彼は、ニュースになるフレーズを作り上げる、キャッチコピーの天才だったと思います。
他にも
革命的である匂いを感じさせるフレーズ、端的で約束されたヴィジョンの輝き。
ニュースの見出しに、そのまま使えそうなくらいキャッチーでインパクトがあります。
この時代、新しいものと言われても、そう新しくも、そう面白くも無いくらいに、情報刺激をたくさん受け、みんな感覚がマヒしていると思います。
私自身、機械的な情報に触れ続ける仕事でもあるので、自然音、虫の声などに耳を奪われることも多いです。
しかし、そんな過度な情報の渦にも埋もれる事のない、ジョブズの秀逸なコピー達は、まさに、商品では無く、その商品が大衆に訴えかける未来を売っていたのです。
私たち凡人が、そんなイノベーションを起こせるとは、なかなか思えないですが、彼の戦略や視点、色褪せないコピーには、今も尚、学ぶことがたくさんあります。
キャッチコピー、コンセプトは、マーケティング戦略の『命』であり、これが刺さるだけで、売り上げの桁をも変えてしまうのです。