深夜の男子禁制だからって書いていたコトではあるのですが、あまりにも反響が大きかったので、特別に公開しちゃいます。「ビジネス」と「谷間」の話(笑)
ここに掲載する記事は2020年5月~10月まで「限定配信」しておりました有料メルマガ『真夜中のお手紙』より抜粋したもので、普段のメルマガとは違う “ ビジネス以外のご相談 ” にフォーカスした、女性起業家向けのご相談回答企画です。ご好評につき、一部を当ブログでご紹介致します。
えーっと、刺激が強い方は「谷間」⇒「色気」って置き換えてもらえれば…笑
ジェンダーレス時代突入とは言え、男女の見た目は、やっぱり違いがあるものです。生物学的に、それは仕方のない事でもあり、社会的役割を調整することはできても、産む生き物、産まない生き物、という構造まで変える事はできないからです。
当然ながら、男女特有の問題はあるわけで。
個人事業主として活動しています。
私は顔を出さずに活動していて、その中でSNSの発信を続けていて思うのですが、良い歳して “あざとい” 感じの写真を見るとうんざりします。女性に対してです。
性格悪いかもしれませんが、それ別人でしょ?みたいな加工お化けみたいな写真を載せて美人だとか、可愛いとか言われて喜んでいたりムダに露出の高い服を敢えて?着たり、そんなの男性が反応して当然ですよね。
私は顔はもちろん、身体のパーツも出した事は無いですし、そんな事で注目されても何の得にもならないと思います。
まゆさんは水商売も経験された事があると仰ってましたが、そういう人達に対して、どのようにお考えですか?また、ビジネスに色気とか必要なんでしょうか。
私は、普段、ジーパンとTシャツが殆どだし出すものも特に無いんですが(笑)
ピクミンさん:30代 既婚女性
ご相談ありがとうございます。
すごーーーく、仰りたい想いはわかります。
タイトルに付けましたが、「ビジネスに谷間は必要か?」と言う目線でお話しますね。
人間の「本能」「煩悩」って、自分が思っている以上に、もの凄く強いです。
なので、世の中の大半の人は、かんたんに、性的刺激とか、ミステリアスな表現に吸い寄せられるんですね。
これは、もう何百年も昔から変わらないセオリーで、広告業界などに目を向けると顕著にわかるのですが、それは何も、男性に向けたことだけに限らず
テレビCM、エンターテイメントの世界でも、こんな例に心当たりはあると思います。
私はマッチョ大嫌いなんで、何も思わないのですが
友人はキャーキャー言ってましたね(笑)
要するに、男性に対しても、女性に対しても、性的な刺激は「注目」される要素になります。
あるプロジェクトでは、凄く真面目な対談を、男性2名で長時間議論する映像の途中に、数分間だけ、真ん中に水着姿の女性が座っているシーンに切り替えました。
全く持って意味不明なんですが、無い状態に比べ、視聴者の閲覧数は持続され、離脱を防ぐ効果がありました。
女性でも、胸の大きな女性が居たら、見ちゃいますしね、凄っっ、て(笑)
で、ここまでは、人間とはどういうモノか?と言う話です。
まず、事前にこれは理解した上で、ですね
私の見解は・・・
と、思っています。
持ち込むかどうかは、ご本人の自由ですね。法に触れなければ、取り締まられるものでも無いでしょう。
ただ、ピクミンさんをはじめ、見る人には明らかです。
だって、今時、スマホで撮影して、谷間が映っちゃったら、トリミングして切っちゃえば済む話で。。。(笑)
修正は誰でもできますよね。画角的に難しければ、スタンプなどもあります。
「敢えて」載せるには、理由がある。
谷間に限らずという事ニャ。
もちろん、時に意図せず、なんでも無い平凡な写真で、マニアを刺激してしまう事もあると思いますが(笑)
谷間は恐らく、計算でしか無いでしょう。
例えば、手っ取り早くSNSで数字を稼ぎたいなら、谷間などは、非常に有効な手段だと思います。
たまに、ガッツリ出てるお尻とか、下着姿?みたいなの載せていらっしゃる人も、見かけたことがありますが、コンプライアンス的にどうなの?と、思いつつも、大きな事件でも起こらない限り、基本的に、「SNS運用会社側」も、ユーザーが盛り上がる事はメリットでもあるので、見て見ぬフリも多いのでは無いでしょうか。
で、そういった写真は、やはり注目されやすいです。
行動心理として、テッパンなんですね。
映画の冒頭に性的なシーンが含まれているものが多いのも、観客の目と心を引き寄せる理由があります。
ただ、ビジネスの内容によっては、中長期的に考えて、そういう事をして、一瞬ぐわぁっと相手の意識を掴んだとして・・・その後どうなの?と言う事を考えなければいけません。
だいたい、安易にそんなことをする人に限って、あまり深く考えて無い事も多く
「セクシーとかいっぱい言われる~」
「もっと過激な写真がいいかな~」
なんて、勘違いした方向に走って、ビジネスツールとは名ばかりで、自分の承認欲求を満たすだけのツールになっている事が大半です。
「バ〇」です。(に、見えてしまいます。。)
恐らく、そういったSNSアカウントには、DMとかで「会おうよ」「写真送ってよ」みたいなウザいのも、いっぱい来てるハズです。
向き合うべきビジネスへの集中を欠きますし、似た者の相手をする羽目になる良い例です。
ですがたまに、それらの女性的な武器を使った上で、非常にうまくのし上がる人も居ます。
そうなれば、もはや『プロ』では無いでしょうか。
ここです。
“ 相応のリスク ”
だから、『ビジネスに谷間を持ち込んだ責任は重いよ』って話です。
一度付いたイメージを払拭するのは、至難の業です。
しかも、そのイメージが強烈であればある程に。
セクシー女優から、一般女優に~。などと言って転身をされて、清純派の役などが、まわって来る人はいないですよね。
なので、結論を言いますと、ピクミンさんのように、そんな武器なども使わずに成功する人、が、最終的には、幸せで快適なビジネスを長期的に続けていますよ(^^)
本編に書いた事は過激すぎて・・・(ごにょごにょごにょ。。。)
ブログバージョンの裏まゆをご用意しました。
さて、私、とある女社長さんに、こんなことを言われた事があります。
「あなたが契約取れるのは、若くて可愛いからですって!」
・・・は!?( ゚Д゚)
言われたまま書きましたが、自分で書くのも恥ずかしいわ。と、いうこの言葉。
色々、ツッコミたくなる、この言葉。だって言われた時点でとっくにアラフォーです(苦笑)
前述の話のような、勝負する谷間も無ければ出してもいません(苦笑)
本気でそう思っているのなら、この方のビジネスの見通しは、明るくないだろうなぁ…と、余計なお世話ですが思った次第です。
事実、ビジネスはある意味戦場で、弱肉強食の世界。
と、危機感を感じている人ほど、こんな言葉には違和感を覚えるのでは無いでしょうか。
少なくとも私は、立ち止まる事無く、ずーっと手足を動かし続けて「今」がありますし、脳みそが破裂しそうなほどに、あらゆる「可能性」を、いつも考え続けています。
実は、それらはビジネス「だけ」に限った事ではありませんが、この先も、
弱音を吐くくらいなら自分にムカつこう
と、思いますし
できない言い訳は辞書に無く「どうすればできるか?」しか考えません。
このままきっと、おばあちゃんになっても同じ事を言ってそうです(笑)