売上に伸び悩むときに、やってしまいがちなNG行動があります。
それは…
「商品を増やそう!」とすること。
もちろん、松竹梅構成にしたり、選べる商品やサービスの種類を増やす事は、一つの販売戦略ではあります。ですが、売れないからと言って、安易に数や種類を増やしたところで、売れない商品が増えて行くだけ と言う恐怖の始まりになる場合があります。
そもそも、新商品やサービスの開発には、時間もお金もかかるもの。そうやって対策を取った結果、結局、売れなければ、大きなリスクに繋がるわけです。
では、どうすれば良いのか?
まずは、コストをかけず、商品を変えずにコレを変えてみましょう。
目次
世界は広く、お客さんはひとかたまりではありません。
あなたの商品を買うのは「〇〇な人」という定義を決めてしまうのは、売り手の創造力に無駄なロックをかけてしまいます。商品の使い道は、1つとは限らないのです。
見方を変えれば、お客さんの姿も増えて見えます。
「お客さんを変えてみてはどうだろうか?」と、もう一度、問いかけてみて下さい。
私が売上200倍を記録した時に試した方法です。
商品やサービスの「良いところ」って、たくさんありますよね。
本当に良い商品・サービスだからこそ、あれもこれも良いから伝えたい。そう欲張ると、お客さんから見た時に『どんな商品なのか?』が、見え辛くなります。
一方、商品サービスの良いところを5つ並べた時に「一番輝いているのは①だよね!」と、販売してみたものの、反応はイマイチ。なんて事も起きて来るもの。
消費者の心や社会の空気は、日ごと変化していくので「次は②のアプローチをしてみよう!」と、切り替えて行く必要があります。何でも、やってみないとわからない事だらけですが、やってみた手応えには、確実に気づきます。
私が取った切り口の変え方はこうです。
結果、売上目標200倍を軽く達成するヒット商品が生まれました。
この、「切り口を変える」時に、必ずセットで考えて欲しいのが、お客さんが自分でも気づいていないような本当の願望と、商品キャッチコピーの重要性です。
ここで伝わるメッセージが「何か?」が、商品の明暗を分けると言っても過言ではありません。
ぜひ、他の記事も参考にしてみて下さい。
場所を変えただけなのに、みるみる売れて行く…という現象は、何も珍しくありません。
実店舗で販売していた商品を、ネット市場に出してみるとか、専門店で取り扱ってもらっていたものを、セレクトショップに並べてみるなど、『場』の効果は、変更の手間以上の変化をもたらしてくれます。
私が過去、ネット上に、最多の7店舗を構えていた時、それぞれの店舗で全く同じ商品の取り扱いがあっても、売れ筋ランキングは驚くほどに違いました。
A店では毎月ずーっと売れる商品が、B店では、売れ筋の最下位を争うような事も珍しくは無かったです。
仕入れコスト、開発コストをかける前に、商品の事は何も変えずとも、売る場所を変えてみる。
特にネット上では、コストがかからずできる場合も多いので、諦める前に!ぜひ、試してみましょう。
『コストをかける前にやれる事はまだまだある!』