■育児と家事と仕事、それらが共立できるように整えるには?
在宅・パソコン1台でできる事。
私が楽しみながらできる事。
誰かの役に立つような事。
起業を決意した時、まずはそこから考えました。
私が選んだ答えはネットショップを開業する事・・・
目次
在宅で、主婦で、ママで、
今はそんな環境下でも、働いて収入を得る方法はたくさんあります。
既に、やりたい事、成し遂げたい事、が定まっている方も居ますが
起業しよう、と思い立った時の私は、特に何をすると決まって歩んだ道ではありませんでした。
そんな、当時の私、そして、今のあなた、は 何を選ぶべきか?
それは、
[aside type=”boader”]
好き × 利用者(顧客・ターゲット)の悩みを、痛いくらい理解できる事
[/aside]
これを基準に自分の事を掘り下げ、まずはやってみる。これに尽きます。
こんな風に言うと、少し難しく感じるかもしれませんが
要するに、【好き】今あなたが興味を持てる事、そして、【理解できる悩み】めちゃくちゃあなたも悩んでいる事、と考えてみて下さい。
[aside type=”warning”]ポイント
あなた【も】悩んでいる、が重要
独りよがりでは無く、世の多くの人も困っている事に結びつかなければ
そのサービス・商品のニーズはありません
[/aside]
体験している、知っている、という事は、拾い集めた情報や、
イメージだけでどうにかなるレベルとは比べ物にならないくらい
あなたのサービスの核となります。
例えば私の場合、
そもそも、ネットショッピングのヘビーユーザーで、
2009年当時、周りと比較しても、実によく、日用品から家具や自転車まで、ネットで購入していたからです。
そして、働くママとして、それがどんなにありがたい事か、利便性をよく理解し、利用していました。
そんな私だったからこそ、経験が無くとも、何かできるんじゃないのー?って思えたんです。
[voice icon=”http://with-mom.work/wp/wp-content/uploads/2018/03/sasaeneko_500.jpg” name=”ささえネコ” type=”r”]けっこう安易ニャ。。。[/voice]
[voice icon=”https://matsuimayu.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/img_2018_f-e1537253999690.jpg” name=”まゆ” type=”l”]だと思う(笑) でも、未知の世界の事、頭で考えて、答え出ないでしょ?
ダメだったら、その時に次~!って考えていたよ
[/voice]
決めたとは言え、仕入先の繋がりも無い、
売るモノが無いような状況から、無謀と言われる事も多かったですが
私は、自分の感覚で、“ネットショップで物を買う気持ちを知っている” から大丈夫!と、意気込んでいました。
細かい事ですが、
買い物するときのカートボタンは大きい方がいいなぁとか
同じ物を売っているのに、こっちの店の方が、より説明が丁寧で、買うならこっちだなとか
逆に、あのお店は胡散臭いなぁ、絶対買わない!なんて言うのもありましたし、そういった比較や調査が凄く好きでした。
そしてサービス業界に居た事もあり、接客も、商品の魅力を語る事も好きだった事もあります。
いざ、自分がその業界に籍を置くことになってからは、
より一層”あのお店はなぜ繁盛しているのか”を考えるようになりました。
私は、業界は色々あれど、この、消費者の悩みを自分の事のように理解できるという事が、
成功への、ひとつの道しるべだと思っています。
例えばこんな風にイメージを膨らませます。
[aside]子連れの買い物は、通常の2倍の時間になるという計算
小さい子供を連れた買い物経験があれば、この計算式は理解していただけるでしょう。
想像して下さい。。。このような修羅場を。。。
子どもを1人連れていても、こんな事は起こり得るし、
2人、3人となれば、どうでしょう?!
大きな子どもを乗せるカートを、右手・左手と2台押しながら買い物をしているママも居ます。
目的のものを買うのに、10分もあれば足りる所を、
こんなハプニングが続けば、倍どころか1時間近くかかってしまう事も、大袈裟でなくあります!
たまーに、とってもお利口なお子さんを見ると、神か!と唸ってしまいます
そんな日々の苦労・・・
そ・れ・が
お家に居ながら、仕事の合間、移動中でも
ネット環境さえあれば、ワンクリックで欲しいものが届く!
離島や山間部で無い限り、早ければ当日、翌日にも注文した品が届くような時代です。
働くママには、ネットショップが救世主だ!!!
[/aside]
私の脳内では、ネットショップはいつも救世主。
さあ、あなたが、好き と 悩みをミックスするなら、何が生まれますか?
在宅、パソコン1台でできるお仕事には、他にも
ブログやアフィリエイト、情報商材の販売、入力代行業務
といったジャンルもありましたが、私がネットショップを選んだワケのひとつに
「家に居て、お仕事をして、ママ、何の仕事なの?」
と、聞かれて、子どもが理解しやすいものにしたい、という思いがありました。
傍で仕事をするわけです。
子どもへの影響が、無いはずは無いと。
そこで、物を売り買いする、という日常の光景にある事なら、と思えたのです。
パソコンで何かやってるけど、何だろう?変なお仕事??なんて
ちょっと子どもたちには理解できない世界にはあまり関わりたく無かった。
まぁ、当時の私の知識は乏しく、それぐらいしか思い浮かばなかった。
と、公言しているようなものですが(笑)
[voice icon=”https://matsuimayu.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/img_2018_f-e1537253999690.jpg” name=”まゆ” type=”l”]その時には選ばなかったビジネスでも、今なら理解できる業界もたくさんあります。
新たなビジネスモデルが、日夜登場するような時代。
当時は“知らない事”も、吉だったのかも。[/voice]
個人事業主、フリーランスとして独立起業しても、
1年後には半分しか生き残れない。
5年後までには、90%は廃業している、と言われる時代ですが
これまで紆余曲折ありながらも、こうして続けてこられた事は
歩みを止めずに来られたのでは、と感じています。
やってみる前にアレコレ悩みすぎるのでは無く、まず、やってみる!
と言う事はめちゃめちゃ大切であったと
身をもって感じます。
なかなか、痛い目にも遭ってきたな~とは思いますが、振り返るとどれも良い経験。
転んだから、強くなったんだと思っています。
そして、ある時。
長女が中学生になって、将来の事をいろいろと考えたり
相談してくる機会も増えた頃
娘が悩んでいたのは
「好きな事はそれなりにあるんだけど、やりたい仕事、なりたい職業は?って聞かれたら、
特に無いねんなー。夢がある人っていいな」
と、言う事。
続けて、娘はこう言いました。
[aside type=”boader”]「でも、きっとまだ、私が知らない職業も世の中にはあるだろうし
決められないって時には、ママみたいに自分で作ったらいいんやね~
職業とか、働き方を」
[/aside]
そんな娘との会話で、今の私は
“ああ、私のやってきた事はちょっと肯定されたんだな”と、思えています。
[aside type=”boader”]自分が立っているところを深く掘れ。
そこからきっと泉が湧き出る。
[/aside]