「オレ、いっかい、テープみたいなん
付いた、札束みてみたいな~」
あなたは、この子の親です。
さて、何て言いますか???
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これ、実は、ウチの息子(小3)の
発言です(笑)
子どもがいきなり、こんな
“いかにもお金に執着したような発言”
をしたら、あなたはどう思うでしょうか?
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.
恥ずかしい?
カッコ悪い?
はしたない?
いやらしい?
.
.
.
私が返した言葉は
『お~、そりゃ見てみたいよね!
見たらいいさ!大きくなったら
自分でそのぐらい稼ぐんだよ!』
です。
おや?ダメ母ですか?!(笑)
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私は、日本はお金に対する教育が
全くなされていない、と感じています。
子どもの頃を思い浮かべてみて下さい。
おこづかい、貰ったら
嬉しくなかったですか??
将来、お金持ちになりたい!って
思ったことは無かったですか?
学生時代には買えなかったけど
大人になったら、買ってやる!
って、思ったモノは無いですか?
子どもの前に、100万円帯び付きで置いて
みたら、きっと
「うっわー!すっげーお金!!!」
って、ニコニコします。
これでオモチャ●個買えるじゃん!
みたいな。
大人の前に同じものを置いたら・・・
怖がる?
焦る?
胡散臭がる?
個人差はもちろんあれど、子どものそれ
に比べて、消極的だったりマイナスの反応が
多いかと思います。
(札束さんの声)
「あれ?君たち、僕の事キライなの?」
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純真無垢な子ども時代は
お金がいっぱいあったら、あんなことも
こんなこともできちゃうの??
すっげーーー!
って、思っていたのに
大人になるにつれ、だんだんと
お金はトラブルを起こす、とか
お金を持ちすぎると転落する、とか
お金を追いかけているヤツは
好かれない、とか
何かしら“悪いイメージ”も
学ぶようになります。
そして、自分から遠ざけてしまう。
(札束さんの声、再び)
「あれ?君たち、僕の事キライなの?」
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私は、お金だけを追いかけてビジネスを
しても、ちっとも楽しくないです。
でも、お金がついてこないビジネスも
同様に、ちっとも楽しくないです。
そして、明らかなのは
“そもそもお金無かったらビジネス
できないよね!”
と、いうコト。
あなたがどれだけ素晴らしく、人の役に
立つ人間だとしても
あなたがどれだけ多くの人を助ける
素晴らしいアイデアを持っていても
あなたがどんなにも健気に
自分のスキルを磨いていても
お金が無ければ、続けることは
できなくなってしまうのです。
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例えば、自己犠牲で切り出したモノで
どれだけたくさんの人を救えますか?
あなた1人から1しか出せない
1しか救えない状態と、
あなた1人から100出して、そして100も
助かる人が居れば、どちらが理想郷でしょう。
2030年までに「貧困ゼロ」を、と唱える
ノーベル平和賞受賞者の
ムハマド・ユヌス氏は、自分の私財を
貧しい人々に分け与えたから
ノーベル平和賞を受賞したわけでは
ありません。
ユヌス氏は、貧しい人々のための
銀行を設立して、通常よりも高めの金利を
とって、貧しい人々にお金を貸したんです。
無担保にもかかわらず2%の貸し倒れしか
起きないほど厳しい取り立てを行った
そうです。
ようするに、彼は利益の上がる
金貸しビジネスをやったからこそ
無数の貧困者を救えたわけです。
利益の追求自体が、やましい欲望などでは
無く、ビジネスにおいては、
いかに重要なのか、マインドセットとして
常に意識する必要がある、と
私は考えています。