「人」と「数字」を おもしろいほど動かすセールスライティングとマーケティングのハナシ

お金の切れ目は縁の切れ目?!

 お金が縁だとしたら、感触の良い話ではありませんが、とは言え、生きていく上で、お金というツールを持たずには生きられないのが現代社会ですよね。

無い状態より、有る事で、選択肢も増えます。そこは、1つ1つスマートに、目を凝らす必要があるのでは?と、感じるのです。


ここに掲載する記事は2020年5月~10月まで「限定配信」しておりました有料メルマガ『真夜中のお手紙』より抜粋したもので、普段のメルマガとは違う “ ビジネス以外のご相談 ” にフォーカスした、女性起業家向けのご相談回答企画です。ご好評につき、一部を当ブログでご紹介致します。

今回のご相談は、結構、私自身のことも赤裸々に綴っておりますが。。苦笑

女性だからこそ、キャリア形成を意識しておかなければ…というイメージは、確かに間違いではないことも多いです。

ですが、「変化」は誰の身にも起きることですし、男女の役割分担も、それぞれの家庭や状況で様々です。

そういった意味では、実は「キーワード」を置き換えれば、このお悩みは、誰にでも共通するのでは無いのでしょうか。

今回頂いたご相談

はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いております。

実は、まゆさんのメルマガを読むキッカケになったのが、主人のことなんです。

27歳で結婚し、当時の勤務先を寿退社。

世間で言う玉の輿だった私は当時の同僚にも凄く羨ましがられリッチな結婚式に、世界一周のハネムーン。絵に描いたような幸せだと、自分でも思っていました。

仕事に未練も無く、働かなくてもある程度の家事をこなしていれば、リッチな暮らしを続けて行ける、大好きな人と。これ以上の幸せは無いと思っていました。

でも、長くは続きませんでした。

結婚して、5年が経ったある日主人の浮気が発覚しました。

私が鈍感すぎたのかもしれませんがその人との関係は、3年にも及ぶもので他にも数人、女の影があったんです。

口論にもなりましたが、主人が折れもう二度としないと約束のもと結局は、それまでと変わらない、何不自由の無い暮らしを送っていたのですがその後も同じことを何度も繰り返しハッキリ言って、疲れてしまいました。

愛される実感というか、旅行に連れて行ってくれたり、良い暮らしをさせてくれたり、そういう事は今も変わらずやってくれますが、彼にとって、私は、とりあえず奥さん、という存在なだけで、他の人に行くという事は不満があるのだろうと思っています。

私は、子どもを授かる事もできません。そのことで、姑さんに嫌味を言われたこともありましたが、今は、それすら無くなりました。

何と言うか、自分がここに必要とされている気がしないんです。

でも、私は会社勤め経験も浅く、いざ、離婚を切り出したところで、もう40代の普通の主婦が、いったい何の仕事をすればいいのか、途方に暮れるばかりです。

友人には「それは贅沢な悩みだ」と言われたり

「現実を見なさい。食べていけないよ」などと言われたり、

自分が情けなくて悔しくて、でも、やっぱり、ここに留まるのが幸せでは無いと思えるのです。

広い家も、ひとりでは虚しいだけですし、お金があっても、使う意欲も沸きません。

お金の切れ目が縁の切れ目と言う人も居ますが、私はそもそも、主人のことが大好きで結婚して、たまたま裕福だった…それだけなんです。

お金が無いより、ある事にありがたみは感じますが、例え少なくても、自分で稼いで充実した毎日を過ごしたい。

40代になり、切実に毎日、考えるようになりました。

でも、周りが言うように私の考えは甘い、贅沢すぎるものでしょうか?

40を過ぎた主婦が、今更、仕事して食べて行くのは難しいものでしょうか?

やまぐちさん:40代 専業主婦

まゆからのお返事

ご相談ありがとうございます。

なかなか言いにくいお話を、凄く冷静に綴っていらっしゃいますね。

きっと、やまぐちさんの中で、何度も何度もご主人への思いに、葛藤があったのでは無いでしょうか。

人は、過ちを侵すものですし、それは、傷つけあったり、苦しい物語になる時もありますが、

どんな痛みであれ、

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』

ものですよね。

やまぐちさんが、今もこうして、お悩み続けていらっしゃるのは、「過ぎていない」からに、他ならないからです。

今のご主人との結婚生活の中で、いろいろな幸せも手にされたと思いますし

また、いろいろな不幸や苦しみも、味わって来られる事となったと存じます。

でも、

何事においても
「時すでに遅し」という事は無い

と、いつも思います。

やまぐちさんが、40代以降の人生を考えた時に、

「今のままで良いのか?」

「違う人生を歩みたいのか?」

それは、今決める事が、一番最短ルートになりますし、

今だからこそ、決めようと思えたのでは無いでしょうか。

そう、思い立ったが吉日です。

周りの方々は、良くも悪くも、色々な助言を下さると思います。

でも、一番に優先しなければいけない事は

やまぐちさん、

あなたはどうしたいのか?

です。

それを最優先に考えない限り、誰の助言があろうとも同じ事です。

仮に、何かしら決断したとしても、また揺らぐと思います。

40代、まだまだなんだってできます!

歌手のスガシカオさんが
会社を辞めたのが29歳。
ひたすら1年間音楽活動を続け30歳で
プロデビュー。

ゴッホは28歳になるまで
絵筆を握ったことすらありませんでした。

ダイソンの生みの親
ジェームズ・ダイソンは
39歳までは妻の収入に頼ってくらす
変わり者の発明家でした。

モーゼスおばあちゃんがアートを始めたのは
75歳です。
80歳で個展を開かれ、89歳の時には
大統領にホワイトハウスに招かれています。

日本にも、70代のYouTuberさん
アプリケーション開発者さんもいらっしゃいます。

40代で、起業しようとも

40代で、大学へ通おうとも

40代で、新しい恋をしようとも

40代で、養子を育てようとも

それを選ぶのは、やまぐちさんですし
他人の人生に、ケチを付けるような事は、誰にも許されません。

また、お仕事を探される(雇用される)場合、少なからず、挫折すると思います。

私も、産後の仕事復帰の際は、これでもか!と、書類でも面接でも落とされ続け、悔しい思いをしました。

でも、振り返ると、それで良かったと思っています。

自分の価値がわからない場所へ行っても、働いていて楽しくは無いだろうし、相性も良くなかっただろう、と。

もちろん、必ずしも離婚をオススメするわけでは無く、あくまでも、やまぐちさんが、心の底から決断される事に、足を進めるべきだ、という考えです。

最後に1度だけ、向き合う事を、と、されるのも1つの選択だと思います。

ただ、何を決めるにしても、『期限』と『基準』は、設けておいて下さい。

それが無いと、自分の判断が難しくなりますし、人は、今を変える事にエネルギーを使うより、現状維持を望んでしまうイキモノだからです。

それを踏まえ、自分の心の内側と、一生懸命、向き合ってみて下さい。

私は、そんなやまぐちさんの決断が、一番幸せな決断だと信じますし、心より応援しております!!!

希望の未来は、どんなに「今」が困難でも、必ず存在しています。
むしろ、今が「困難」だからこそ、未来には明るみが見える。

ですが、現実はあなたの予想を超えた山がそびえ立っている事も多いもの。
でもやっぱり、

登れそうも無い山ほど、登った時の達成感は大きく、
困難に見えた崖を超えれば、自分が強くなれた自信を持たせてくれます。

その、険しき道を超えたものにしか、味わえない、人生の慶びだと、私は思っています。


まぁ、私も離婚をした身ですから「離婚」も「結婚生活の継続」もどちらも一筋縄ではいかないものだと熟知しております。

子の居る、居ないに関わらず日本の結婚制度は、両家が絡む問題ですし、手続きは紙切れ1枚の事なのですが諸々のルール、取り決め、向き合うものが、たくさんあります。

できれば、最後までパートナーと向き合い、互いに別の道を歩むにしても、大人としての決め事はしっかり、、と、思いますが、私の場合は、DV被害の心配があり、そうもいかなかった経験もあります。実際、養育費も慰謝料も何も無しで最低限の持ち物で家を飛び出しました。良い事も、悪い事も起きるのが人生ですから結婚生活も、どちらもありました。

その幸せの部分を見つめると、離婚は良い選択では無いように思えるし、その辛い部分を見つめると、一刻も早く離婚すべきだと思えたり。

大事な選択ですから、何度も心は揺れると思います。

でも、そんな時に、一番考えないといけないのは「未来の事」

過去にどんな幸せがあろうと、過去にどんな辛いことがあろうと、それを振り返るのでは無くあなたの「未来はどうなっていたいのか」を徹底的に考えてみて下さい。

私たちは、映画やドラマで描かれるような絵に描いたような幸せが理想だと、他人の妄想や概念を押し付けられている影響が少なからずあります。

円満な結婚や、潤沢な資産に恵まれた人は、末長く幸せに暮らせるように思えますが、実は、結婚やお金による幸福度って、そう長くは続かないのです。

16年間もの長期にわたり1万4千人の研究調査結果から判明している事実で・・・

前向きなライフイベントの効果は持続しない

という事が判っています。

結婚による幸福度や満足度は、3カ月後をピークに急上昇するものの、3年後には結婚の2年前とほぼ同じ水準に落ちていきます。

3年目の浮気、とは、よく言ったものです。

大金の獲得は、結婚より感情の上下は穏やかですが、こちらも2~3年後には幸福度や満足度がかなり落ち込んでいきます。

心理学用語で「ヘドニック・トレッドミル(快楽適応)」という言葉があるのですが、人間は、実はとても高い適応能力を持っていて、幸にも、また、不幸にも適応するのです。

これは、見方を変えれば、不幸な渦中にいても、それすら不幸に感じなくなってしまう、とも言えます。

大切なことは、毎日を『なんとなく』と、やり過ごして行かずに、自分の中に生じた違和感や不快感の根源を、きちんと炙り出して向き合う事。

そうすれば、幸福は、よりあなたに幸せ感を与えてくれるし、不幸を、うやむやにして我慢することも無くなります。

全ての『解』は、結局のところあなたの中に存在しているのです。

この記事を書いた人
日本一ぶっとんだコピーライター★中卒元ヤン3児のシンママ★ 2度死にかけ3度目の人生謳歌中♪妊婦起業から14周年。質重視のオンライン集客を得意とし、文字で人と数字を動かし売上200倍をつくる、WEBマーケティング・プロデュースも定評。ITリテラシーが異様に高く、これまで扱ってきたソフトウェアは全て独学マスター。多読家。テクニカルスキルを活かした経営者のオールインワンサポートとパソコンだけで稼ぐ方法を起業家へ指導し圧倒的な記録をつくり続けている。関西弁迷子とタイマンコンサルが得意技。ネコ好き・チョコ好き・ROCK好き。詳しいプロフィールはこちら
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